VMware上のUbuntuでもシームレス(ユニティ)とファイル共有ができた(ホストはwindows)

前回の記事では、SunのVirtual Boxを使って、シームレスモードを実現していたが、これがVMwareでもできたので記事として残しておく。

Virtual BoxよりもVMwareの方がファイル共有の速度が速いらしく、さらにシームレスモード(VMwareではユニティ)がVMwareの方がデュアルモニタにも対応していたりと良いことづくめ。

参考:http://t-tlt-t.at.webry.info/200808/article_1.html

完成図

f:id:j74th:20091014111948j:image

windows画面上にVMware上のターミナルが表示されている。

手順

sharedFolder.option = "alwaysEnabled"
sharedFolder0.enabled = "TRUE"
sharedFolder0.present = "TRUE"
sharedFolder0.writeAccess = "TRUE"
sharedFolder0.readAccess = "TRUE"
sharedFolder0.hostPath = "共有したいwindows上のディレクトリのパス"
sharedFolder0.guestName ="仮想マシン上でのそのディレクトリの名称(パスではない)"
sharedFolder0.eXpiration = "never"
sharedFolder.maxNum = "1"

  • 8.仮想マシンを起動し、仮想マシンのメニューの「デバイス」→「共有フォルダ」から、「常に共有」に設定を変更する。
  • 9.仮想マシンを再起動
  • 10./mnt/hgfs/設定した名称/ でディレクトリが共有できている
  • 11.仮想マシンのメニューの「VMwarePlayer」→「ユニティ」を選ぶと、仮想マシン中のウィンドウがwindows上に現れる。

気づいた点

  • vmware toolsを入手するために、windows版vmware serverを入手したら、vmware playerをアンインストールしないとインストールできなくて困った。
  • 自宅のvmware上のUbuntuではできたのに、研究室PCのではできなくて、困っていた。結論は、Ubuntuをアップデートしてからvmware-toolsを入れることだった。
  • ホストのwindowsのスタートをクリックすると、仮想マシンのスタートメニューみたいなものがあらわれるが、使えない。

で、

結構簡単にできるんだな−。前回の記事を書いたときは、大興奮だったのに。そして、シームレスになっても今のところターミナルしか使う予定がない。

共有フォルダさえできればターミナルはVMware上のUbuntuにtelnetで繋げばいい、と言うことに気づいたのは秘密だ。その方が、ATOKも使えるし。