結局年49万払っている生命保険について

自分の同期や、友達にも、既婚者が増えてきた。
自分は結婚のひと月前に、妻と一緒に「保険の窓口」に行き、今後の人生をシュミレーション、相談し、納得の上契約した。

結局、自分と妻合わせて4つの保険に入り、年額484,778円、人生総額9,611,112円支払う契約をした。
何を考え、どういう保険にどうして入ったかを参考の間で書いてみる。

No 目的 保険会社 保険名称 保障期間 年額 払込年数 払込額 確約受取額
1 学資保険。子供が自立するまで60歳に解約する メットライフアリコ 終身保険(低解約返戻金型) 終身 344,430 15年 5,166,450 7,115,000
2 死亡時葬儀代扱い。主契約として必要 ソニー生命 変動保険終身型オプションA 終身 51,360 33年 1,694,880 3,000,000
3 夫(自分)が障害/死亡の時の生活費 ソニー生命 生活保障特則付家族収入特約<定額型> 56歳まで 23,430 29年 749,760
4 妻のがん保険 富士生命 無解約返戻金型がん療養保険(10)<無配当>(終身タイプ) 終身 23,430 32年 749,760
5 夫(自分)のがん保険 富士生命 無解約返戻金型がん療養保険(10)<無配当>(終身タイプ) 終身 24,710 33年 815,430
合計 484,778 33年 9,611,112 10,115,000

注目すべき点は以下のとおり。

  • すべて払込期間が「終身」ではなく「有限」であること。いざ保障がほしい時は働いていないとき。働いていない時に保険が払えるわけがない。保険屋さんは終身払込の保険を勧めてくるらしい。
  • 子供が自立するまでの生活費以外は、保障期間は「終身」である。保険が必要な年齢の時に保険が切れていては意味が無い。保険屋さんは有限期間の保険を勧めてくるらしい。
  • 掛け捨てだけではなく、貯蓄型を混ぜることで、保険だけではなく貯蓄の効果を持たせる。きちんと払えれれば「支払額全額返ってくる」。学資保険相当の保険は、60歳で解約する前提で組んでいる。
  • 死亡しなくても、重度障害で働けなくなることがある。そのため、生活費に関しては、死亡保障ではなく生活保障付きに入った。

保険でまかなうのは、以下のとおり、

  • 夫、妻健在でも、子供二人分の大学までの学費

保険で回避したリスクは、以下のとおり

  • 夫(自分)が死亡した時の、子供二人の大学までの学費
  • 夫(自分)が死亡した時の、子供二人分の生活費
  • 夫(自分)が死亡した時の、葬儀代
  • 夫(自分)が働けなくなる障害を負った時の、子供二人分の生活費
  • 夫(自分)のがんの治療費
  • 妻のがんの治療費

リスクとして許容したのは、以下のとおり。

  • 妻が死亡、または障害で働けなくなった時、月4万の保険料を子育てしながら払わなければならない。

夫に比べ、妻の保険が薄いが、妻の現在の持病?で、保険に入ることができなかった。それはリスクになる。

このように保険は、保険で回避するリスク、許容するリスクをとらえて、保険をセレクトする。
保険の相談窓口にいくと、保険で何のリスクを回避したいかを相談できる。
本当に目的にあった保険であるかは、最終的に自分で判定しなければならないが。

これが、知り合いの人生設計の手助けになれば。