避けて通れないが、JavaScriptが嫌いだ

ブラウザが重くなるから。それも、使う側の意志でソフトウェアを起動して重いのではなく、ホームページを閲覧するという比較的受動的な行為で重くなる。特に瞬間訪れるだけのページがJavaScriptを孕んでいて、タブブラウザの他のページを開く処理に支障をきたすというのが許せない。

ならば、JavaScriptを切れば良いじゃないかと言うだろう。しかし、Ajaxによって構成されるページは便利であり、今やそれなしでは考えられないほどに。特に、igoogleRSSリーダーなど入れていると、大学のPCでも家のPCでも同じRSSリーダーが参照されるので、とても重宝する。Hatenaブックマークも、複数のブラウザ(俺の場合5つ)で実験するWeb開発者など逐一ブックマークに登録するのも面倒極まりないので、便利に使っている。

Webアプリの良いところは、インストール不要でマシンの固有性もなく、さらにOSすら選ばない。ただURLにアクセスするだけで、同様の機能が得られる事だ。じゃあ、その分必要な事、環境に合わせたコンパイルとか、ファイルの読み込みとかどうするかと言われると、ブラウザがJavaScript構文解析していたり、サーバでPHPがデータベースに問い合わせしていたりする。つまり、負荷が移転、むしろ増えた事によって、マルチプラットフォームを実現したのだが。そうやって恩恵をかみしめて利用しないと。