ブラウザでは既に一般的なマウスジェスチャ
タブブラウザを利用する時、逐一「戻る」を押すために、左上の小さな「戻る」ボタンをクリックするのは億劫である。それがマウスジェスチャーだと、マウスがどこであっても、右クリックしながらちょこっと左に動かすだけで「戻る」ができる。
この恩恵はきっとブラウザだけのものではないはずだ。しかし、殆どのwindowでは右クリックは既に使われているので、どうしようか考えることになる。
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今では千円台のマウスですら第5ボタンが付いている。自分が愛用しているマーブルマウスもトラックボールにも関わらず第4、5ボタンが付いている*1。これを馬鹿正直にブラウザの「戻る」「進む」専用ボタンにするのはもったいなさ過ぎる。ということで、第4ボタンをマウスジェスチャ専用に割り振ることにした。
マウスジェスチャを利用するソフトには「マウ筋」を利用した。
まずは画面を綺麗にする命令
右上の「最小化」「最大化」「閉じる」をマウスジェスチャに割り振ることにする。自分は「最大化」は殆ど使わないので、「最小化」と「閉じる」を割り振ることにする。
マウスジェスチャ | 機能 |
---|---|
(4) | 最小化 |
(4)↓ | 閉じる |
(4)は第4ボタンを示す。これだけで、わざわざ「閉じる」にマウスを向ける苦労が無くなった。
マルチモニタで活用してみる
自分のパソコンはモニタが3台付いている(参照)。この環境で、マウスでよく行うが面倒な作業は、「ウィンドウを移動する」と「ウィンドウサイズを変更する」である。右ウインドウに待避させたり、また呼び出したり、大きくしたり、小さく飾ったり、とにかく多い。
そこでこう割り振ってみた。
マウスジェスチャ | 機能 |
---|---|
(4)↑ | 中央モニタで最大化 |
(4)↑← | 中央モニタの左半分の大きさにして移動 |
(4)↑→ | 中央モニタの右半分の大きさにして移動 |
(4)→ | 右モニタで最大化 |
(4)→↑ | 右モニタの左半分の大きさにして移動 |
(4)→↓ | 右モニタの右半分の大きさにして移動 |
(4)← | 左モニタに移動 |
左モニタにサイズ変更も付けないのは、左モニタをタスクバーやガジェットや付箋のスペースとして使っているから。主に作業モニタは中央と右のモニタにしている。
大抵の作業は、右モニタにサーバのシェルを持ってきて、中央モニタにウェブブラウザやWordの仕様書を開いたりして、左モニタに付箋やメモを残しながら行う。この時の「ウィンドウの移動」と「ウィンドウのサイズ変更」が一瞬でできるようになったのはありがたい。だけど、やっぱり画面の大きさなんてのは一律じゃなくて、ちょっと大きかったり小さかったりするのがほとんど。よってもっと直感的にウィンドウサイズを変更するツールがないかなぁ、と思ったりする。
*1:ただしホイールと、第3ボタンであるホイールボタンは付いていないのが難点