マウスジェスチャーをブラウザ以外でも活用してみる

ブラウザでは既に一般的なマウスジェスチャ

タブブラウザを利用する時、逐一「戻る」を押すために、左上の小さな「戻る」ボタンをクリックするのは億劫である。それがマウスジェスチャーだと、マウスがどこであっても、右クリックしながらちょこっと左に動かすだけで「戻る」ができる。

この恩恵はきっとブラウザだけのものではないはずだ。しかし、殆どのwindowでは右クリックは既に使われているので、どうしようか考えることになる。

多ボタンマウスと併用

iBUFFALO  レーザー式有線マウス USB 5ボタン+横スクロール ホワイト BSMLU01YSWH

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Logicool マーブルマウス ST-45UPi

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今では千円台のマウスですら第5ボタンが付いている。自分が愛用しているマーブルマウスもトラックボールにも関わらず第4、5ボタンが付いている*1。これを馬鹿正直にブラウザの「戻る」「進む」専用ボタンにするのはもったいなさ過ぎる。ということで、第4ボタンをマウスジェスチャ専用に割り振ることにした。

マウスジェスチャを利用するソフトには「マウ筋」を利用した。

まずは画面を綺麗にする命令

右上の「最小化」「最大化」「閉じる」をマウスジェスチャに割り振ることにする。自分は「最大化」は殆ど使わないので、「最小化」と「閉じる」を割り振ることにする。

マウスジェスチャ 機能
(4) 最小化
(4)↓ 閉じる

(4)は第4ボタンを示す。これだけで、わざわざ「閉じる」にマウスを向ける苦労が無くなった。

マルチモニタで活用してみる

自分のパソコンはモニタが3台付いている(参照)。この環境で、マウスでよく行うが面倒な作業は、「ウィンドウを移動する」と「ウィンドウサイズを変更する」である。右ウインドウに待避させたり、また呼び出したり、大きくしたり、小さく飾ったり、とにかく多い。

そこでこう割り振ってみた。

マウスジェスチャ 機能
(4)↑ 中央モニタで最大化
(4)↑← 中央モニタの左半分の大きさにして移動
(4)↑→ 中央モニタの右半分の大きさにして移動
(4)→ 右モニタで最大化
(4)→↑ 右モニタの左半分の大きさにして移動
(4)→↓ 右モニタの右半分の大きさにして移動
(4)← 左モニタに移動

左モニタにサイズ変更も付けないのは、左モニタをタスクバーやガジェットや付箋のスペースとして使っているから。主に作業モニタは中央と右のモニタにしている。

大抵の作業は、右モニタにサーバのシェルを持ってきて、中央モニタにウェブブラウザやWordの仕様書を開いたりして、左モニタに付箋やメモを残しながら行う。この時の「ウィンドウの移動」と「ウィンドウのサイズ変更」が一瞬でできるようになったのはありがたい。だけど、やっぱり画面の大きさなんてのは一律じゃなくて、ちょっと大きかったり小さかったりするのがほとんど。よってもっと直感的にウィンドウサイズを変更するツールがないかなぁ、と思ったりする。

*1:ただしホイールと、第3ボタンであるホイールボタンは付いていないのが難点