家電メーカがネットを手に入れるのはいつの日か
就活ついでに電機メーカの行く末を考えていた。どこの会社も3〜8年前と変わらず、RFIDだの「単価がクソ安い無線レシーバをばらまくこと」ばかり考えていた。個人的にはそれは面白くないな、やるならネット自体に繋がないとと思っていた。それは誰もが夢見ているはずなのだが、現状ネットに繋がったのはパソコン以外にはゲーム機くらいなもんで、「光でテレビ」を面白いと聞いたためしがない。ネットに繋がって幸せかはさておき、どうやって「ネットにつなげるか」を考えてみた。
結論を言うとAirエッジ、もしくはアンテナonlyの携帯電話
もう最初から結論は出ていた。だって、無線端末はいつも弄っているじゃないか。そう、「携帯電話と家電をどうやってつなげるか」を考えれば速い。無線端末が携帯かネットでしか使えないのはおかしい。だから、家電にも使える無線端末を考えてみた。
今のAUの携帯電話を使うとき、「ICカード」から情報を読み取る。おそらくこれに携帯契約者を特定する情報が書き込まれているんだと思う。だから、これを読み取って通信する機能だけを持った無線機を携帯電話会社が配布すれば、利用できるんじゃないか。さらにこれは家の中だけではなく外でも使えるわけだから、車のような移動する家電でも使えることになる。
まぁ、家にいるときに常に携帯パケット使わなくとも、無線LAN用の無線機で代用できればいいのだけど。家電を外に持ち出すときだけ、家電用無線機を使えばよい、みたいな。
外で使うときの問題。無線局の量。それは従量課金でどうにかならないか。
無線端末を使う上で常に気になるのが、通信量と通信料である。つなぎ放題プランをそこたらじゅうの家電に解放すると、皆が皆帯域を奪い合う。しかし、従量課金になると使えば使うほど金がかかるので使いたくはない。
ここを、うまくできないかと思う。その自分が思う解法は、「段階式パケット定額プラン」にあるように思う。自分はAUの携帯で「1000円払うと一定量まで格安で1000円、それ以降は格安でパケット単価料金、ただし使いまくりたい人は上限6400円で使い放題」というプランに入っている。これがうまくできていて、ちょこっと多分に画像を含むネットオークションを見ていたりするとすぐに1000円を突破する。だけど、Googleカレンダーのような文字しかないサービスを利用する分には全然増えない。つまり、画像などインタラクティブな情報はとても容量をかさむが、本当に必要な情報にしてみたらたいしたことないものである。
いや、今更文字だけのネット文化に戻るとかそんな話ではない。そんなものはネットワークの帯域が一段階進めばすぐに画像くらいは手に入ると思う。そうなったとしても次は映像を!とか次から次へと帯域を使い切るアイディアが出てくるから問題に感じるだけの話だと思う。よって、今ある帯域を分け合うには一つ前の世代の技術で無理をしないということなんだと思う。
よって、家電がネットワークに接続されても、必要なときに必要なだけのレベルの通信量で抑えることができれば、うまくいくんじゃないかと思う。
手順
1.無線端末業者がほどほどの帯域しか使えないが(分け合いのために)なんにでも使えて安いネット端末を販売する
2.家電がそれに対応する
3.消費者ウマー