自作キーボード

天下一キーボードわいわい会Vol.7に参加しました

天下一キーボードわいわい会とは 自作キーボードの作品を、見たり見せたりするイベントです。 見るだけでも良く、参加の敷居が低いイベントです。 数多くの自慢の作品が並べられ、自作キーボード製作の熱が感じられる面白いイベントとなっています。 tenkey.…

Kailh x Lofree Shadowシリーズ、Kailh Choc V2(Deep Sea Silent MINI)で使えるキーキャップを調査した

調査結果は記事の途中にあります。 Kailh Choc V2の新設計登場までを軽く振り返る キースイッチメーカーKailhは、薄型スイッチとしてChocシリーズを販売してきました。私もChocの薄さに惹かれて、Lily58、Sparrow62キーボードでは積極的に使ってきました。一…

IO Expander MCP23017で分割したキーボード(Sparrow62v2) でQMK Firmwareに対応させる

tl;dr MCP23017は、I2C IOエキスパンダーで、IOが足りないない所をI2Cプロトコルで拡張できるICだよ。16bitのIOが増やせるよ。ただし、プルダウン機能はないよ。 Sparrow62v2では左手側にRaspberry Pi Picoを積み、右手側にMCP23017を積み、その間をI2Cで接…

つくまたに出展します!!

「つくまた」とは w.atwiki.jp ※画像は公式URLより転載 「つくまた」とは「necobit/猫とロボット社」が主催するMaker系創作物即売会です。コンセプト「Makeなどのものづくりをする人たちの展示会ではなく、即売会をやりたい」「自分で作ったさまざまなものを…

I2CトラックパッドTPS43-201A-SをQMK Firmwareで使う

tl;dr トラックパッドTPS43-201A-Sは、2本指ジェスチャに対応した簡単に扱えるI2C接続デバイスだよ QMK Firmwareにドライバが実装されているため、設定するだけで使えるよ 3.3VのGrove接続化して、Raspberry Pi Picoにつなげて使ってみたよ ポインタとしての…

天下一キーボードわいわい会 vol.6に参加しました!

天下一キーボードわいわい会とは 天下一キーボードわいわい会とは、自作キーボードを始めとする入力機器や周辺マテリアルを、参加者が持ち寄って展示したり、その話を聞いたりする日本というかおそらく世界最大のイベントです。 tenkey.connpass.com 自作キ…

M5StackCore2、M5Dialをトラックパットとして使う自作キーボードSparrowDialを作ったよ

tl;dr M5StackCore2、M5Dialはタッチパネルが付いていて、タッチパネルの精度がかなり良いよ これをトラックパッドとして使うために、I2Cトラックパッドデバイスファームウェアを作ったよ。I2Cトラックパッドの仕様は独自仕様だけど、QMK Firmwareに対応した…

GH60互換ケースを使ったレバーレスジョイスティック付きゲームコントローラSparrowG21を作った

tl;dr GP2040-CEというRaspberry Pi Picoを使ったゲームコントローラファームウェアで、レバーレスコントローラを作るのが流行っているようだよ GH60互換ケースを使って、GP2040-CEを使ったレバーレスを作ってみたよ ジョイスティック、RGB LED、OLED、Turbo…

ジョイスティックをマウスとして使うSparrow60Cキーボードの頒布版ができたよ

tl;dr ジョイスティックをポインタとして使うためのモジュールStickPointVを搭載したキーボードを作ったよ ケースが合った方が、操作が安定するのを感じるよ もう1年以上使っているけれど、マウスと併用して、活用しているよ キーケットで販売したよ、継続し…

キーケット、サークル"74th"のお品書き

キーケットとは キーケットとは、正式名称「キーボードマーケットトキョー」という、自作キーボードオンリーの同人即売会です。 keeb-market.jp 自作キーボードキット自体5千〜2万円ほどする若干高価なものであり、触れずにネットショップだけで購入を決断す…

M5StackCore2、M5Dialをトラックパッドデバイスにして、QMK Firmwareから利用する

tl;dr M5StackCore2とM5Dialには、タッチパッドを備えているよ QMK Firmwareには、カスタムにポインターデバイスをくみこむためのハンドラーがあるよ M5StackCore2とM5DialのPortA端子には、I2Cが使えるようになっているよ。QMK FirmwareのRP2040から、M5Sta…

ジョイスティックデバイスをQMK Firmwareに最適化させたStickPointを作った

tl;dr スライドタイプの小型ジョイスティックデバイスを、マイコンを使って、PIMORONI Trackball互換デバイスにしたよ KMK Firmwareで動かしていたけれど、QMK Firmwareで動かしたらめっちゃ移動量多くてチューニングしたよ Boothにてモジュール販売中 ジョ…

M5Dialをトラックパッド化する

この記事はキーボード #1 Advent Calendar 2023の11日目の記事です。 本記事で扱うのはキーボードではなくトラックパッドですが、キーボードとは切っても切れない関係と思いますので、ご容赦ください。 tl;dr M5 DialはM5Stackが発売する、大きなロータリエ…

自作キーボードのスイッチソケットを、クリームはんだとヒートガンで実装する

自作キーボードには、スイッチを直接実装する代わりに、ソケット部品を実装してスイッチを交換可能にすることが行われます。 私の作っているキーボード Sparrow62v2 もソケットに対応しています。 しかし、2022年くらいから、新設計のソケットが出回るように…

スライドジョイスティックモジュールを、モジュール化して自作キーボードに取り込む

これまでの課題 去年、PSP用っぽいスライドジョイスティックモジュールを、ポインタデバイスにしたことを記事にしました。 74th.hateblo.jp この時、これを使い続けることができませんでした。それには複数の理由がありました。 PSPっぽいジョイスティックを…

コンスルーピンヘッダの代わりを探して

この記事は、キーボード #1 Advent Calendar 2022の19日目の記事です。昨日は satromi さんの挟ピッチを流行らせたい話でした。記事を読んで、縦だけ狭くしてみたいなと思いました。 コンスルーピンヘッダとは 自作キーボードでは、主にマイコンボード「Pro …

PSPっぽいジョイスティックモジュールをTrackPointのようなUSBマウスにする

秋月でも買えるPSPのJoyStickのようなアナログジョイスティックモジュールを使って、TrackPoint のようなマウスを作ってみました。 TrackPointとは TrackPoint とは、主に Lenovo ThinkPad に搭載されている赤ポチのポインティングデバイスです。 TrackPoint…

RP2040 を直に実装する自作キーボード Sparrow59 v1 を試作したよ

一体型の自作キーボード Sparrow59.を試作しました! この自作キーボードの特徴と、経緯と、チャレンジしたところを紹介します。 まずは写真見て! 特徴 RP2040 の手でのはんだ実装が必要! Poker、GH60 互換ケースに対応 Sparrow62 とほぼ同じ配置 経緯1 Du…

AZ1UBALLで、トラックボールマウス作成

AZ1UBALL とは、パレットシステムさんが販売する、I2C制御の1Uトラックボールモジュールです。 AZ1UBALL を使って、ちょっとしたトラックボールを作って遊びました。 AZ1UBALL とは キーボードの1キーのサイズ(19mm四方)で収まるため、自作キーボードにち…