MacMini上に仮想サーバのDebianを立てて、DebianからMacMiniのディレクトリにNFSで接続する

MacOS X Serverのファイル共有をマウントする方法がわからなかったので、
順当に、MacOSNFSサーバを立てて、そこにNFSでマウントさせることにした。

MacOSNFSサーバを立てる

参考: http://www.profaim.jp/tools/soft/macx/nfs/start_nfsd.php

まず、MacOS X Server側の仕事。
まず、扱わせるユーザとグループを探す。通常のログインユーザ、j74thとstaffを探
す。

# dscl . -list /Users uid |grep j74th
j74th                    501
# dscl . -list /Groups gid |grep staff
staff                            20

初期ユーザは501、staffは初期設定20なのかもしれない。

次にマウント先を設定する。

# vi /etc/exports
/databackups -mapall=501:20

その後、NFS起動

# nfsd start

起動済みの場合は、設定を更新させる

# nfsd update

何がNFSに設定されているか確認する。

# showmount -e
Exports list on localhost:
/databackups                  Everyone

これで、MacOS X 側のNFSサーバ構築完了。

DebianNFSをマウント

マウント先ディレクトリ作成。

# mkdir /media/backupdir

マウントコマンド実行。

# mount 192.168.1.123:/databackups /media/backupdir
mount.nfs: rpc.statd is not running but is required for remote locking.
mount.nfs: Either use '-o nolock' to keep locks local, or start statd.
mount.nfs: an incorrect mount option was specified

なんかエラーが出たが、言われるままに'-o nolock'引数を入れてみる

# mount 192.168.1.123:/databackups /media/backupdir -o nolock

マウント完了。以後、こちらにバックアップを取ることにする。

自動マウント

参考: http://linuxer.seesaa.net/article/41636114.html

注意:以下だけじゃ駄目でした。追加記事を書きました。Debianの起動時自動実行スクリプト作り直し - ITは遊び

再起動後にも自動マウントするようにする。

まず、/etc/init.d/にスクリプトを追加する。本当は終了時のumountを書くべきなのだろう。

# vi /etc/init.d/mount_backupdir.sh
mount 192.168.1.123:/databackups /media/backupdir -o nolock

実行権限の付与も忘れずに

# chmod a+x /etc/init.d/mount_backupdir.sh

update-rc.dで登録する。

# update-rc.d mount_backupdisc.sh defaults 99 1

テストを忘れずに!