CH32V203 で遊ぶための ProMicro サイズ開発ボードを作りました。
よくよく考えたら STM32F のコピーの CH32F を、RISC-Vで置き換えた CH32V MCU のため、ピンアウトや機能は STM32F を置き換えられるようにできていました。よって、そもそも CH32V 用基板とせず、STM32F用基板として作れば良いのではないかと思い立ちました。
しかし、前回作った CH32V203 用開発ボードは USB を使って書き込むことを前提に、SWDの口は出していませんでした。そのため、STM32に置き換えても書き込むことができません。
そこで、ProMicro に多いなと思っていた3つのGNDのうち、2つをSWDIO、SWCLKとすることにしました。
これで、DAPLinkを使えば STM32F103C8T6 を使っていても書き込むことができます。実際に CH32V203C8T6 を実装すればこれまでと同じように使えること、STM32F103C8T6 を実装すれば使えることを確認できました。
STM32 は Rust での Arduino のような抽象レイヤー embedded-hal がよく整備されているので、難しいことを考えずに実装に取り組むことができるため、楽しいです。CH32Vの可能性も探りつつ、STM32を積極的に使っていこうと思いました。
booth にて販売中
今回より MCU 付きProMicroサイズCH32V203開発ボードキットを、こちらの基板に置き換えて販売するようにしました。
STM32F103 版の開発ボードキットもラインナップに追加しています。
