Windows標準(1)「プログラム(プログラムメニュー)」
プログラムランチャーだけでも、多くのものが搭載されている。windows標準は「スタート」の中の「プログラム(プログラムメニュー)」である。ほとんどのインストーラ付きソフトウェアはここに自動的に登録されるので、まずはこれを利用することになる。しかしソフトウェアの数が増えてくると、一画面まるまるソフトウェア名でならんでしまうようになるため、探すのがこんなんになってくる。だいたい、よく使うプログラムも、あまり使わないプログラムも、同じように並んでしまうのが欠点と言える。
Windows標準(2)「最近使ったプログラム」
「スタート」をクリックすると、最近「プログラム」から使ったプログラムが5件ほど表示される。これが結構便利で、使うプログラムの数が限られているうちは、ここをクリックすれば事が足りることが多い。特に、最近使ったプログラムが自動的に登録されるため、登録する手間が一切無く利便性が上がるので優秀だ。あくまで最近使ったプログラムであるため中程度に使うプログラムが載らないが、ここで文句を言ってはならないほど便利である。そのため、別のランチャーも使う必要が出てくる。
Windows標準(3)「クイック起動」
「スタート」の横の小ぶりなあいつが「クイック起動」である。InternetExploreやFireFoxが自動的に登録されるが、もちろん自由に配置することができる。「スタート」のボタンが見える限り、かならずスクリーンに表示されるボタンとなる。最も良く使われるプログラムをここに登録しておくと結構便利だ。
WindowsVista標準「検索」
「スタート」をクリックすると、一番下に検索スペースが表示される。ここにプログラムの名前を打ち込むと、登録されているプログラムを検索し、表示してくれる。つまり「Word」を起動したいと思っていたら、いちいち「プログラム->Microsoft Office->Word」と探らなくとも、「word」と検索スペースに入力さえしてやれば起動することができる。上三つは「マウス」での操作であったが、この「キーボード」での言語による操作は慣れると手放せなくなる。しかし、プログラムの名前を忘れてしまうと致命的だ。
Orchisで自分のランチャを作る
南はファイラーも兼ねてOrchisというランチャーを使っている。自分でプログラムをカテゴリ分けして、登録し直している。操作が非常に簡単なため、登録もそんなに手間にならない。むしろ、どんなカテゴリ分けをすれば便利か考える事に時間を取られる。上手くカテゴリ分けしておけば、プログラムの名前を思い出せなくとも、やりたいことのカテゴリを探っていけば目的のプログラムを起動できる。
ランチャは目的別4刀流
ランチャは目的別に4つ利用すれば便利だろう。
- どんなプログラムもとりあえず入っている網羅型
- 最もよく使うプログラムだけを最も早く選択する最速型
- カテゴリ分けして目的からプログラムを探すカテゴリ型
- 言語で一気にプログラムを絞るコマンドライン型
そして今のところはこのように使い分けている。
種類 | 自宅PC | 研究室PC | ノートPC |
網羅型 | 全てのプログラム | 全てのプログラム | 全てのプログラム |
最速型 | クイック起動 | ObjectDock | Orchisにアクセスキーを設定 |
カテゴリ型 | Orchis | Orchis | Orchis |
コマンドライン型 | fenrir | fenrir | fenrir |
最速型が異なるワケは画面サイズと入力環境
最速型だけが、環境によって異なる。
自宅PCの場合はデュアルスクリーンを採用しているため、画面に余裕があるので常に「スタート」が表示されている。なので、そこにクイック起動を置き起動できるようにした。
研究室PCの場合は画面サイズが小さいため、ObjectDockで必要な機能は全て載っかる。ObjectDockはアイコンの数が在る一定量以上を越えると、とたんに使いにくくなる気がする。画面が大きいと、それはそれで使いにくく感じる。
ノートPCは本当にモバイルPCで常にマウスが使えるとは限らない。そのためキーボードでの操作を要求される。よく使うプログラムにのみorchisのアクセスキーを設定することで、Sleipnirであれば「N-S」とか、一太郎であれば「O-I」と言ったようにほんの三アクション程度で起動できるようにした。これはこれで非常に便利である。
で、
目的が被る所もあるが、場合によって複数のソフトウェアを使いこなせるようになれば、きっと早く起動できるようになるに違いない。