写真のUSB Type-Cソケットテスターを作った話です。
USB Type-C には凄くお世話になっています。 ありとあらゆる電子工作の作品には USB Type-C ソケットを持たせています。
主に私が使っているのは、以下の2つ種類のソケットです。
ミッドマウントタイプのソケット
10個USB 3.1 usbコネクタタイプc水平ミッドマウント16pメス1.6mmスルーボード0.8mm充電アダプター用diyタイプc|コネクタ| - AliExpress
SMTソケット
https://ja.aliexpress.com/item/1005004804811591.html
ミッドマウントタイプのソケットは配線が面倒ですが、割としっかり実装できるので愛用しています。
USB Type-C のソケットの実装には、0.5mmピッチのはんだ実装が必要になります。 もう100個以上のUSB Type-Cソケットを手はんだで実装した私でも、ブリッジしていないように見えても実はブリッジしていることが結構よくあります。 そのため、私はいつも一番最初にUSBソケットを実装して、通電チェックを行っています。
各USBのピンのパッドと接続されている別のパッドに、プローブを当てると、USBを通ってどのポートに接続されているか光るようにできています。これで、他の実装をしたり、電源を入れる前に、USBソケットが正しく付いていることを確認できます。
今回作成したUSB Type-Cソケットテスターは、以前はユニバーサル基板で作っていましたが、小型化させようと基板を作りました。既に、私の電子工作ではなくてはならないアイテムになっています。
ただし、全ての線に一律電圧をかけるため、IC等実装後にこれを使うと、本来とは異なる方向の電圧がかけられて壊れてしまうことが考えられます。なので、手はんだ実装の一番最初に使うようにします。
私が booth で出品しているアイテムには、100円で私の方で事前にUSB Type-Cソケットを実装するオプションを用意するようにしています。本来の制作の前にUSB Type-Cで挫折してしまわないようにするためのオプションですが、このオプションは結構利用されていて、USB Type-C ソケット実装を恐れる人が多いことがうかがえます。
また、今回作ったテスターを別途 booth にも出品しています。よければこちらを購入いただいて、USB Type-Cソケットの実装にトライしてみてください。
その他
こちらを使った作業動画を YouTube に上げています。