技術書典3にて、『Visual Studio Code デバッグ技術』を頒布しました

技術書典3にて、『Visual Studio Code デバッグ技術』という本を頒布しました。

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動機

技術書典1、2に一般参加し、とても楽しかったため、いつかはサークル参加したいと思っていました。

そして、Visual Studio Codeのデバッグに関するまとまった情報が欲しいと漠然と考えていたところ、それならば技術書典の機会に自分が作ればいいじゃないかと思い当たり、サークル参加することにしました。

本の作り方

私の妻は個人詩集を頒布していて、本の作り方は理解していました。

印刷所はプリントパックにお願いすることにしました。

www.printpac.co.jp

理由は以下の点です。

www.printpac.co.jp

用紙の無料サンプル

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ただし、以下の点に注意です。

  • たぶん丁寧にお付き合いしてくれる印刷所ではなく、慣れてる人や、OfficePrintを使った原稿をオートで発注するとか、そういう人向き。
  • 無線綴じ冊子印刷は、100部単位でしか発注できない。

表紙はGIMPで作成しました。GIMPの作成時のポイントは以下の通り。

  • 画像の拡大縮小にて、解像度を300ピクセス/インチに設定し、幅、高さを以下の背幅を求めるWebページ( http://www.printpac.co.jp/contents/ondemand_musentoji/index.html )から計算し、ミリメートルで入力する。
  • 作成した画像をOfficePrintで印刷する。この時、OfficePrintのプリンタの設定にて、出力のサイズに、カスタムレイアウトを選択し、正しい幅、高さを入力する。

原稿は、Re:Viewで作成しました。Mac上でRe:ViewでPDFを作成し、WindowsでPDFからOfficePrintを使ってPDFを再作成することで、すんなりと入稿できました。ちょっと字が薄くなった気はします。

Re:Viewでは、TechBoosterのA5レイアウトを使用しました。mhidakaさん、A5レイアウトのお願いを受けてくださってありがとうございました。おかげで自分の好きな文字の詰まった書籍を作ることができました。

ダウンロードカードは、GoogleDriveへのリンクを、名刺印刷としてプリントパックに発注しました。同じくGIMPで作成。

頒布状況

たくさんの方に買っていただき、それ以上にたくさんの方に手に取っていただきました。

なお、売上は以下の通りでした。だいぶプラスになりました。

  • 本+PDF 1,000円: 220
  • PDFのみ 800円: 16

現金以外の支払方法については、以下の通りでした。

  • 技術書典後払い: 21
  • PixivPay: 3

良かったところ

  • 技術書典タグを追っていたところ、チェック数はどうやらトップ10に入っているらしいことを把握。思い切って300部刷って良かった。品切れは起こさなかった。
  • 立ち読み会場で読んでくださってから、買いに来たという方がいた!
  • 妻に、買い物の財布と、売上の財布は分けておくように言われたこと。カウントを早々に諦めたけれど、正確な売上が後からわかった。
  • 技術書典後払いが、iPhoneユーザでも、販売できた!(ただしAndroidと絵文字の雰囲気が違ってちょっと混乱した)
  • 技術書典後払いを口実に、Android端末を買った!

反省点

  • 内容がひと目で分かるものを、やはり吊るしておくべきだった。
  • 数冊、見本誌とシールを付けておけばよかった。特に見本誌は設定していなかったが、やはり何度も手に取ってもらうとそれなりに曲がってしまう。
  • 在庫70冊…。

在庫…

以下で在庫を販売しております。よろしければお買い求めください。

74th.booth.pm

あと、妻の詩集もBoothで販売しています。こちらもよろしければお買い求めください。

mana-tomoo.booth.pm