何度かカスタマイズしているうちに今の状態に落ち着いた。
キーボードはやっぱりプログラミングをするよりは、文章を書いている時間の方が長い。それにも拘わらず、日本語入力をしていて思うのは、「変換」「無変換」「カタカナひらがな」「全角半角」という4つものキーが日本語キーボードにはついているというのに、ほとんど使っていないように思えてならない。「カタカナひらがな」キーなんてローマ字入力とかな入力を切り替えるためにあるのだが、手軽にローマ字入力とかな入力を切り替える必要性なんかないはずだ(相方が、ローマ字・かな入力バイリンガルなんでそうとも言えない環境なんですが)。「無変換」キーだって、プログラマなら毎回直接入力と日本語入力を切り替える癖になっているのだから必要がない。「変換」キーだって、何故か「スペース」バーを押すと漢字変換が始まるので、その意義を失っている。
実際の所、日本語入力で必要なキーは
では、日本語入力をする際になにをするか挙げてみる
- 日本語入力に切り替える(頻度:中)
- 変換を開始する(頻度:高)
- 全文変換を確定する(頻度:小)
- 現在指している文節を部分確定する(頻度:高)
- 次の変換候補を指し示す(頻度:高)
- 前の変換候補を指し示す(頻度:小)
- 現在区切っている文節を大きくする(頻度:高)
- 現在区切っている文節を小さくする(頻度:高)
- 現在の文節をひらがなにする(頻度:小)
- 現在の文節をカタカナにする(頻度:小)
- 現在の文節を全角英字にする(頻度:小)
- 現在の文節を半角英字にする(頻度:小)
- 入力した部分を無変換にする(頻度:小)
- かな入力とローマ字入力を切り替える(頻度:無)
日本語入力の基本は文節確定と文節切り替え
日本語入力の基本は文節確定と文節切り替えであるという結論に至った。通常の使い方であれば、これらを行うためには、なんと、矢印キーやエンターキーを使わなければならない。しかし嫌がらせのように矢印キーとエンターキーはキーボードでは小指で押す位置に配置されている。これらを親指で触れるスペースキーの周辺に在れば凄く便利じゃないだろうか。
では、配置してみる
機能 | キー |
---|---|
変換開始/次変換 | スペースキー |
文節確定 | 変換キー |
文節伸張 | ひらがなキー |
文節縮小 | 無変換キー |
で、使ってみる
本当にこれで困らないから不思議だ。親指を器用に多用するようになった。多くの指を使えることはよいことだ。
今のところのキー配置
機能 | キー |
---|---|
日本語入力の開始、終了 | (何も入力していない状態で)変換キー |
変換開始/次変換 | スペースキー |
前変換 | Shift+スペースキー |
文節確定 | 変換キー |
全文確定 | Shift+変換キー |
文節伸張 | ひらがなキー |
文節縮小 | 無変換キー |
ひらがなに変換 | F8 |
カタカナに変換 | F9 |
全角英字に変換 | F11 |
半角英字に変換 | F12 |
お試しあれ。