天下一キーボードわいわい会とは
自作キーボードの作品を、見たり見せたりするイベントです。 見るだけでも良く、参加の敷居が低いイベントです。 数多くの自慢の作品が並べられ、自作キーボード製作の熱が感じられる面白いイベントとなっています。
私としては、自作キーボードは「創作・デザイン」と「実用」と「技術」のバランスの良いムーブメントと感じていて、自作キーボードの世界に入って5年経ちましたがまだ新しい面白さを見つけられています。
今回のコロナ後に開催されたVol4からの4回目の参加となりました。 キーボード熱を感じられる非常に充実したイベントに思っております。
私が展示したもの
今回は、新しいキーボードはありませんが、以下の2つを展示しました。
黒いSparrowDial
M5Dialを黒色に塗装し、キーキャップと合わせてシックな配色にしたSparrowDialを展示しました。 今回初めて触る方もいるだろうと、操作感を体験できるタブレットと一緒に展示しました。
こちらのキットは、BOOTHにて販売中です。
Shadow SwitchなSparrow62v2 + MagicTrackpad
SparrowDialを通じてトラックパッドを研究はしているのですが、MagicTrackpadの操作感の良さは別世界のレベルです。 なのでSparrow62ではMagicTrackpadといかに組み合わせられるかも研究対象になっていました。
今回は、薄型の Lofree x Kailh Ghost Switch と組み合わせたバージョンを展示しました。 底面にクッション素材を敷いており、薄型ながら自分としては満足感の高い打鍵感になっていたと思っています。
気になった自作キーボード
ここからは私の気になった作品を紹介していきます。 全ての作品を紹介しているわけではなく、私が特に気になった作品のみを紹介します。 他の作品も素敵なものはたくさんありましたが、あくまで私が気になったものであるという点であるところを留意ください。
これらは私ではなく、他の方の作品の紹介です。 気になるようでしたら削除したり、変更したり、お受けします。
写真の品質については、あまり追求していないスマホの撮影であり、高くありません。 ご了承ください。
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とてもコンパクトな格子配列。すごくかわいらしく思いました!
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ボール含めてロープロファイルで小ぶりなKeyBall、コンパクトで素敵に思いました。 このシックな配色のタイプのロープロファイルキーキャップも気になりました。
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この中央の親指をちょっと伸ばした位置にトラックポールあるのが、キーを邪魔しない感じと、ロープロファイルが相まって素敵に思いました。 キー入力と、ポインター操作を邪魔しない感じが。
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パープルアクリルで、3Dプリント部品も組み合わせて、丸みを帯びたケースを実現されたものです。 3Dプリンタとの組み合わせも違和感なく、優しい形になってて素敵に思いました。
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アクリルケースで、つながってるけどテントした形、前後も左右も傾斜が付いていてよさそうでした。 ポップなカラーで完成されていて素敵に思いました。
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かわいいキーキャップに木材ケースアームレストがマッチしていて、かわいく惹かれました。
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アームレストにタッチセンサーが仕込まれていて、レイヤーキーを変えるように操作を変えれるアイディア面白く思いました。
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既存のキーボードにタッチセンサーを追加して、レイヤーとして働かせるアイディアの話を聞かせていただきました。 日本語配列なのに、タッチセンサで場所によってEnterがBackspaceになったり面白いです。
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中のTHの素子を魅せる格子配列、Pointに記載の通り無骨な雰囲気が素敵でした。 素子が見えることに驚くのですが、ケース、キーキャップもその組み合わされていて、SFの世界から出てきたようなキーボードに感じました。
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動画があるのでツイート埋め込み。トラックパッドの質感の完成度もさることながら、キーボードとあわせて、上質なデバイスとして世界がまとまっているのが本当に素敵でした。
気になってた円形液晶をトラックパッド化されたデバイス。質感が半端なく、世界観ができていて、そしてスムーズな表示で素敵でした。私のM5Dial使った展示もヒントにしていただいたのこと。#天キー pic.twitter.com/MGw7NwUVab
— 74th (@74th) November 4, 2024
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激しくテントされたトラックボール。腕を曲げなくて使える概念良さそうに思いました。
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トラックポイントモジュールを組み込んだもの。操作可能な形で展示されており、気になっていた操作感を試させていただいたところ、予想以上に高精度に操作できて良いものでした!
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薄いX-Switchを使われているもの。押した感じも、堅い感じを好むならすごくよさそうでした。そして横から見てみると本当に薄いのが分かります。
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トラックボールを2つもった一体型。私自身トラックボールは大きくないと使いづらいと思っている人なのですが、スクロール操作に小さいトラックボールを使ったとしてもスクロール操作自体は細かい操作にはならないのでよさそうに思いました。
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曲げ加工で作られた無骨なケース。レトロフューチャーな世界観を出していて、本当に格好いいものでした。
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重厚感のある分割キーボード。よく触ってみると、手前、横のバーの部分も押せたり、小ぶりなスティクデバイスも付いていて、面白く感じました。
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赤外線通信で左右分割を行う挑戦的な展示でした。
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狭キースイッチを 自作されたもの。ステムを既存のもの借用しているのは賢くよさそうに思いました。そして、本当に小さい。
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金属キーキャップ、冷ややかで硬質な感じが新しい質感でした。セラミックとはまた違う感じで。
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USBをカスケード接続するキーボード。USBケーブルはありふれているので、接続に使うのは良さそうでした。 中の通信はどうなっているのか気になっているとツイートしたところ、制作者から中身はI2C流していますと教えていただきました。 わかって使う分にはUSBケーブルでUSB以外の通信を流すのは良いですね。
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親指にキーが多い3Dキーボード。手を置いてみると、手がキーボードに包まれてる感じになりました。完全に自分の手の形に作ったら吸い付くように操作できるに違いないと夢見てしまいます。
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小ぶりな3Dキーボード。手前の凸型、かつ親指も向き調整されていて、とてもしっくりきそうで、素敵に思いました。
他の方のレポート
他にも多くの作品があり、Daihukuさんの上げられている写真集や動画が、多くの魅力が詰まった作品を収めておられます。
#天キー Vol.7 お疲れ様でした!
— Daihuku (@Daihuku0015) 2024年11月4日
沢山のキーボードに触れ、お話が聞けて楽しかったです!😆486枚の写真をアップしましたので、ぜひ見てください!https://t.co/h8IIkohLEB
キーボードイベント 天キー Vol.7 レポート
— Daihuku (@Daihuku0015) November 7, 2024
👉 https://t.co/FzjxkjgGNV
これを見なければ天キーは終われない❣️… pic.twitter.com/CabT6EejJN
こちら方も動画を撮られています。サムネイルにSparrowDialを採用いただいていました。
昨日開催された、日本中の"自作キーボード”が集まるディープなイベント「天下一キーボードわいわい会」にトバログと遊びに行ったのでVLOGがてら動画にしてみました!
— 堀口英剛 / 𝙢𝙤𝙣𝙤𝙜𝙧𝙖𝙥𝙝 (@infoNumber333) November 5, 2024
自由な発想・緻密な設計、めちゃめちゃ勉強になる会で刺激たっぷり…
おい、、こんなに面白い世界があったのかよぉ…… pic.twitter.com/X9w0OUZSHY
河村亮介さんの記事中でもSparrowDialを紹介いただきました。
他にも記事いくつか記事が上がっています。他の方の気になるポイントを知ると世界が広がります。
次回も楽しみ
作品の展示以外にも、スポンサーブースや抽選会、トークセッションなどのイベントも楽しめました。イベント運営を本当にありがとうございます。
次回のイベントをまた楽しみにしています。