この記事は、ブログ記事にしていなかった制作物を、改めて製作した過程を残す為の記事です。2019-2022年初頭ごろまであまりブログに残すことをしておらず、過去を振り返れなかったので改めて記事にしています。
電子工作楽しみの一環として、同人基板『USB 2.0 Type-Cコネクタ変換基板』を製作しました。
製作動機
電子工作においても、USBソケットはかなり活用していました。 秋月電子通商で売られている『USBtype-CコネクターDIP化キット(シンプル版エコノミータイプ)』をとても利用していました。
しかし、自分の自作基板でもUSB-Cソケットを実装したいと思いました。 当時ははんだ実装のテクニックが十分ではなく、USB-Cソケットの実装でも結構苦労していました。
そこでUSB-Cソケットをしまくるための基板を作ろうと思いました。
製作
USB-Cソケットに当たっては、ミッドマウントタイプのソケットの方がもげにくいと思い、それを利用しました。
小さい基板のため、Vカットを指定し、多く取れるようにしました。 製造にはALL PCBを利用しました。
KiCadファイルは以下で公開しています。
頒布
この基板をお裾分け品として、Booth上で少数販売しました。 3つしか販売していないのですが、2つ目を購入いただいた方もいらっしゃり、私のようにUSB-Cを求める人はいるのだと嬉しくなりました。
この後の展開
これでUSB-C DIPモジュールがたくさん作れるようになりました。 これは、この後製作したSparrow62(+1)v2ではこのモジュールを添付し、MicroUSBをもつRaspberry Pi Picoを使いながらUSB-Cで接続できるようにしました。