自作キーボードわいわい会とは
自作キーボードの作品を、見たり見せたりするイベントです。 見るだけでも良く、参加の敷居が低いイベントです。 数多くの自慢の作品が並べられ、自作キーボード製作の熱が感じられる面白いイベントとなっています。
まだまだ新しいトライをされたキーボードが展示されており、デザインと機能が上手く統合されていて、このようなアイディアもあったのかと興味を引かれるものが多いです。
私自身、Vol.4から参加しており、6回目の参加となりました。
前回の記事
私の展示
前回はSparrowS v3を展示しましたが、わりとSparrowS v3で満足していて、新規製作はしていませんでした。 入力に関するデバイスでも良いとのことで、スマホを物理USBキーボード、トラックパッド化するデバイスを展示しました。
他が素敵なデザインのハードウェアを展示されている中、iPhoneが置いて触れるという展示になりました。


わりとトラックパッドとしての快適性に共感してもらえる方も多く、展示して良かったと思っています。
商品化しないの?というようなことを何回も言っていただいて、商機を感じました。
気になったキーボード
ここからは、私が気になったキーボードを紹介します。 紹介した以外にも様々な素敵なキーボードがありました。 あくまで私の観点で惹かれたものを、勝手に紹介します。

トラックポイントを搭載したキーボード。キーボードの中に埋もれていなくても、人差し指ですぐ届く位置にある構成は良く、実際のポインティングの操作もとても快適でした。細かい操作しやすいです。

マーブル模様で染められたキーキャップと、石がはめられたアーティシャンキーキャップが合わさって幻想的で素敵でした。

分割型でありながらも、角張った金属ケースが硬質な感じが素敵でした。こういう角張ったものの方が私は好きなようです。

指に沿った形で作られ、指の途中の関節でも押せる形のマウス。普通のマウスが、中ボタンクリックとか指を浮かせねばならないことに最適じゃない感じがしていたので、この発想は良さそうでした。Snugon MO1として既に商品化されているとのことでした。

トラックポイントが埋め込まれたキーボード。右手のNの横にあるというのが絶妙で届くので良いなと思いました。また、アームレスト一体形というのも、横に力のかかるポインターデバイスに対して有効で良さそうでした。

狭いキーピッチにあわせて、小さくまとまる感じが素敵でした。

左手のロータリーエンコーダが、横向きに付いてるのが、親指の操作において自然で、慣れれば凄く快適に操作できそうに見えました。

以前の会でも拝見した、スルーホール部品が並ぶメカトロ感あふれるキーボードのバリエーションに圧倒されました。

手を立てて使うスティックレスコントローラ。快適に長時間操作できそうでした。

ネジも含めて硬派な感じが素敵でした。

Kailhの薄型メカニカルスイッチを使った薄い分割キーボード、本当に薄くて、 Apple製品のような高級感があって素敵でした。

右手のトラックパッド、左手にトラックボールを持つ構成。実際に操作してみたいと思わせられました。

M5StackCore2を搭載し、様々なコンパニオン機能の付いて楽しめるキーボードになっていました。タイプスピードや、ポモロードタイマー、ナイトライダーなど、様々な面を見せてくれました。


トラックパッド化の際に向きを変えられるように、 ポゴピンで接続できる構成になっている部分も感心しました。私がCore2を組み込んだ時も取り外しが大変で、こういう工夫が良いなと思いました。

スマホを間に挟んで使える構成、一つのデバイスとして完結している感じがして良いなと思いました。


手の写真から起こされるデバイス。もし自分の手で作ったら吸い付く感じになるのだろうなと体験してみたく思いました。


メインがトラックボールデバイスで、そこに複数のデバイスをジョイントして拡張できる製作。トラックボールデバイスの高さに合わせて他のデバイスを作っているとのことでした。高さを合わせるために薄くする工夫など、興味深い話を聴かせてもらいました。

こちらも薄型スイッチを使ったミニマルなキーボード。薄さに目を引かれました。

板金の曲げ加工で作られた金属ケース。すごくしっかりとしてるように見えて、良さそうでした。

内側にトラックボールとロータリーエンコーダを持つミニマルなものでした。ロータリーエンコーダが操作しやすそうで、良さそうでした。

キーキャップにロープロファイルの金属キーキャップが使われて、金属で一体となったキーボード。この金属キーキャップの質感が凄く良くて、忘れられなくなっています。


ウォルナット材をケースに取り込み、高級オーディオのような静かな佇まいで素敵でした。

アクセントのようなロータリーエンコーダでしたが、この形が操作しやすそうで、良さそうでした。

17mmピッチ含めて、ミニマル感の中に、端の仕上げとか、装飾が飽きさせず、派手すぎず、素敵でした。

ロータス配列のダブルトラックボールの分割キーボード。間にノートを置きたいのでケーブルの位置とか、人差し指トラックボールの良さとか、分かると思いながら話を聴いてました。


球体に指を入れるトラックボール。新しい体験でした。
以上、私が気になった展示でした。
抽選会
天キーでは、イベントの最後に超豪華なスポンサー提供による抽選会が開催されています。 前回はキースイッチがあたったのですが、今回はサリチル酸さんがmoimateで開発されているFOCUS60に当選しました!!

帰宅後早速キースイッチ(Kailh x Lofree Shadow)を付けて使ってみています。
サリチル酸さんのキーボードはAjisai74を手にして以来です。 金属ケースに収まっていて、打鍵感も良く、完成度が高く、自分ならここまでたどり着けないと思わせるものでした。
まとめ
冒頭の通り、実用性とデザインを兼ね備えたキーボードを一気に触れられる非常に楽しいイベントでした! 開催ありがとうございました! これから年3回の開催になるということで、さらに世界が広がるように思い、次回の開催も楽しみにしています。
この記事はFOCUS60を使って執筆しました。