2021年7月製作:同人誌『VS Codeデバッグ技術 2nd Edition』を技術書典11にて頒布しました

この記事は、ブログ記事にしていなかった制作物を、改めて製作した過程を残す為の記事です。2019-2022年初頭ごろまであまりブログに残すことをしておらず、過去を振り返れなかったので改めて記事にしています。

執筆動機と内容

技術書典3にて頒布した『VS Codeデバッグ技術』は、インプレス社にて商業書籍化いただきました。

しかし、それからだいぶ時が経ち、VS Codeデバッグは発展し続けていました。 この発展を書籍にしたいと思い、第2版を作成しました。

第1版で扱った基本編と、各言語編は第1、3部となり、あらたなデバッグ応用技術編として92ページもの話を追加しました。 フロントエンドとバックエンドAPIの同時デバッグ実行や、Docker、Kubernetesといったデバッグしにくい環境上でのデバッグ手法を紹介しました。 さらに、電子工作で扱っていたマイコンデバッグ手法も調べて記載しました。

目次は以下のようになっています。

これらの技術は2025年現在もまだ色あせないと思っており、これ以上デバッグ技術について書ける気がしていません。

頒布の様子

技術書典11では、コロナ禍後初のオフラインイベントがトライアル開催がされました。

この書籍は継続的にお求めいただいており、今でも継続的に売れています。 私自身も最も内容に自信のある書籍となりました。

なお、このオフラインイベントでは自作キーボードキットSparrow62も展示、販売していました。

現在でも頒布中

現在でも電子版のみとなりますが、Boothにて販売を継続しております。

74th.booth.pm

技術書典10は?

記事上は、技術書典9から11にスキップしているようになっていますが、技術書典10ももちろん参加しました。 私はVS Codeの日本ユーザコミュニティVS Code Meetupのオーガナイザーを務めています。そのメンバーで書籍を作って、私のサークル上で頒布しました。

techbookfest.org