この記事は、ブログ記事にしていなかった制作物を、改めて製作した過程を残す為の記事です。2019-2022年初頭ごろまであまりブログに残すことをしておらず、過去を振り返れなかったので改めて記事にしています。
Bluetooth接続の、電卓機能付きテンキーマクロパッド、Sparrow24 BLE Calculatorを製作しました。
製作動機
WiFi、Bluetooth搭載マイコンモジュールであるESP32が面白いと思い始めていました。 そこで、ESP32を使う製作として、ESP32を使ったBluetoothキーボードが作りたいと思いました。
BLEテンキーを作るだけでは面白くないと思い、自分が使うテンキーとはなにか考えたところ、電卓機能付きテンキーとなりました。 計算を行い、計算した結果をテンキーの入力として送る機能を作りました。
製作
ESP32モジュールとして、ESP32-WROOM-32Eが秋月電子で売られおり、これを直接実装するようにしました。 一般的なICよりもピッチが大きく実装難度は高くないと思いました。
計算時の表示として、秋月電子で売られている『有機 EL 16 文字 2 行 キャラクターディスプレイモジュール』を利用しました。 有機ELは、LCDに比べて、非常に見やすい表示になりました。
ファームウェアはArduinoを使って作りました。 BLEキーボードライブラリとしては以下を利用しました。
バッテリー接続用の端子も用意したのですが、バッテリーを接続して利用するところまでには至りませんでした。
動作している様子
動作している様子は以下のツイート上に動画で残しています。
https://x.com/74th/status/1439449899800535043
頒布
Booth上で頒布しました。 部品の収集をめんどくさがって、在庫が切れていたことがあったのですが、在庫復活の予定はありますかと2度ほど問い合わせをいただきました。 おもしろそうな商品だと思っていただけたようです。
後から思うと
BLE対応しましたが、やはりバッテリーで活用するようにしないと、有線で使うことになってしまいます。
ESP32を使う実績を積めたので良かったと思います。