マウスからトラックボールに移った理由

ここ一ヶ月でマウスからトラックボールに移った

Logicool マーブルマウス ST-45UPi

Logicool マーブルマウス ST-45UPi

トラックボールに憧れて、この『マーブルマウス』というトラックボールを買った。値段は3000円強。そんなに高くない。余計な話は後にして、トラックボールの良さを語ってみる。

繊細な操作は指先のほうができる

手の使い方を考えればトラックボールの方が柔軟な操作ができることは一目瞭然だ。

大きな移動 細かい移動 クリック
マウス 腕、手首 手首、手の指全部 指先
トラックボール 指全体 指先 指先

移動のために手全体を動かすマウスに比べ、トラックボールは全ての動きが指で行われる。大胆な動きの場合は、指先でボールを蹴るように行い、細かい動き(画面の大きさを変える矢印を呼び出す時など)の場合は指先でボールを撫でる様に行う。

確かに、マウスでは正確な方向に移動できる点では優れている。トラックボールの場合は、先ほど形容したように「蹴る」とか「撫でる」感じであり、マウスのようにまっすぐ動かす事にはむいていない。だが、繊細な動きでは十分指向性が保てるし、大胆な動きでは完全にまっすぐに動かす必要はない。

トラックボールにホイールがないのは、『Wheel Ball』で解決

マウスでは常識となっているホイールがトラックボール業界では何故か高級品である。自分もホイールが無いことがトラックボールを躊躇する原因だった。しかし、上の『マーブルマウス』のamazonレビューで、『Wheel Ballを導入すれば大丈夫。標準機能の、スクロールボタンなんかイラネ』的に書いてあったので、試しに使ってみた。『Wheel Ball』とは、右クリック中や、左右同時クリック中のマウスの上下動作を、マウスのホイール動作に割り当てるソフトである。これを使ってみると、ほとんど違和感なく使う事ができる。

しかし、残念ながら、第三ボタン(ホイールクリック)は『マーブルマウス』には無い。このソフトはスクロールボタンは第四ボタンと第五ボタンの事だった。今のところ日常的に第三ボタンが無くて困ったことはない。どうしても使いたい時は、一応5ボタンマウスもくっついているので、そっちのホイールをクリックすることにしている。

結論

やはり、細かい移動をするならトラックボールだ。パワーポイントを作成して図形を入れる時などはもうトラックボールじゃないとイライラして仕方がないというまでになってしまった。大胆な移動も指先でマウスを蹴ればよい。もちろんマウスパッドもいらない。手首は固定される。

ずっとマウスしか使っていないという人はぜひ一度試して欲しい。

おまけ1『マーブルマウス』の俺流使い方

『マーブルマウス』は、付属CDをインストールすることで『スクロールボタン』が使えることがウリである。しかし、実はこの『スクロールボタン』は第4、第5ボタンなのだ。よって、『マウ筋』などを使えば機能を割り当てることができる。

自分は元々第4、第5ボタンを、『TopDeskhttp://www.panda.co.jp/topdesk/index.html』というMacのウィンドウを並べる機能をWindows上で実現するソフトに割り当てて使っていた*1。それが引き続き『マーブルマウス』でも使えるのだ。

ホイール機能は、『Wheel Ball』を使って左右クリック同時押し+ボール移動で、実現している。

こう思えば、第3ボタンも『マウ筋』を使えば、第4ボタンで行えるできるのだった。

おまけ2『ごろ寝マウス』は便利!

現在、トラックボールを3つ持っているが、最初に買ったトラックボールが以下の商品。

シグマAPO 光学式マウス トリガータイプ ごろ寝 リターンズ シルバー SGM2SV

シグマAPO 光学式マウス トリガータイプ ごろ寝 リターンズ シルバー SGM2SV

大学でパワーポイントで発表する時に使えそうだなぁと思って買った。テーブルがいらないので立ったまま使うことができるので便利そうに見える。実際、便利だった。ボールが小さくて指向性が良くないが、発表中使う分には十分効果を発揮してくれた。しかも、「ホイール」が付いている。これは便利だ。

今では、布団に潜りながら、はやりのモバイルPCと『ごろ寝マウス』でネットをすると言うのが癖になってしまった。

*1:標準では第4、第5ボタンに割り当てることはできないので、使わないボタン『メディアの開始』と『メディアの停止』をTopDeskの機能のボタンとして割り当て、さらに『マウ筋』を使って第4、5ボタンを『メディアの開始』キー、『メディアの停止』キーに割り当てるという、荒技で実現した