Mac OS X Mavericksクリーンインストールの覚書。SSD、HHDの2台構成MBP。

どうせ新しいOSをインストールするならと、クリーンインストールを行った。

構成

うちのマシンは以下の通り。

大容量データはHDDにあって、アプリケーションと開発中のデータとかはSSDにある。

  • SSDにあるもの
    • OS、アプリケーション
    • Dropboxディレクトリ(7G)
    • 開発中のソースなど
  • HDDにあるもの

開発中のデータも必要な物はリポジトリ管理されているため、特に紛失しても問題は発生しない。よって、ずばっとSSDをフォーマットしてしまって、新しくOSをインストールすることにした。

OS X Mavericks をクリーンインストール

AppStoreからOS X Mavericksをダウンロード。以下の記事を参考に、インストールUSBを作成する。簡単に作成できた。

再起動し、ブート時にoptionボタンを押すことで、ブートメディアの選択で、インストールUSBを選択。SSDをフォーマットし、そこにインストールを実施する。

SSDにおいてTRIMサポートをONにする

SSDを搭載しているが、基本機能では純正SSD以外はSSDの寿命をのばすようにする書き込み方はやってくれないそうだ。そこで、TRIMサポートを純正SSD以外でもONにしてくれる、Trim Enablerを利用する。

Pro版について乗っているが、目的の機能は無料で利用できる。

Trim Enablerをインストール後起動し、機能をONにする。すると、Rebootするようメッセージが出るので、手動で再起動する。

"システム情報"(アプリケーション->その他->システム情報)を開き、"SATA/SATA Express"のメニューから、目的のSSDの情報を確認すると、"TRIMサポート:はい"担っているのが確認できる。

SSDには大きいファイルを、HDDにaliasする

SSDにおいておくには大きいファイルがいくつかある。うちの構成の場合は、以下のファイルである。

これらを、lnコマンドや設定を使って、HDDを参照するようにする。

iTunesのデータ

"optionボタン"を押しながら、iTunesを起動すると、データの参照場所を指定することができる。これをMountainLionの時にも参照していたディレクトリを指定すると、そのまま復元することができた。

iTunes上のiPadiPhoneのバックアップ

これらのファイルは、"~/Library/Application\ Support/MobileSync/"というディレクトリに作成される。"/Volumes/HDD/ssdalias/MobileSync/"というディレクトリを作成し、MobileSyncディレクトリにHDDのディレクトリへ参照するように設定した。これで、iPadの64G、iPhoneの32GのバックアップがSSDに作られるのを防げる。

OSの中断イメージ

電源が切れても復帰してくれるよう、メモリ16G分のイメージファイルが"/private/var/vm/"に入っている。SSDは128Gしかないのにこれに容量を使われても困るので、HDDに移す。

$sudo mv /private/var/vm /Volumes/HDD/ssdalias/private/var/vm
$sudo ln -s /Volumes/HDD/ssdalias/private/var/vm /private/var/vm
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* あとは、