以前に、ESP8266-DevKitS を使って、ESP32-C3-WROOM-02 に書き込んだ話を書きました。
DevKitS は若干ボタンが押しにくいため、代わりになるwriterが欲しく思っていました。
そして、以前から気になっていたのですが、ESP32やラズピコなど「端面スルーホール基板」を、ESP32-DevKitS のようにはんだ実装なしでマウントできるピンを探していました。
Pimoroni にて SolderParty から FlexyPin という名称にて、販売されているものを見つけました。
FlexyPin - Pack of 100shop.pimoroni.com
しかし、他で購入する先については、たなかまさゆき @tnkmasayuki さんがブログにまとめており、こちらがとても参考になります。
私の方は、FlexyPin と、FlexyPin の ESP32-C3-WROOM アダプターを購入して、使ってみることにしました。
FlexyPin は購入済みなので、端面スルーホールの ESP32-C3-WROOM-02 のWriterを作ってみます pic.twitter.com/XyvzVa3Q4K
— 74th (@74th) October 20, 2022
FlexyPin について
FlexyPin は100本セットで、6ポンド、2022年10月現在は約 1,000 円と、安いものではありません。 DevKitSで使われているピンよりも、更に細いように見えます。
FlexyPin ESP32-DevKitM で使われているものよりも細く見えます pic.twitter.com/drJR4d3riI
— 74th (@74th) October 20, 2022
FlexyPin を実装する
FlexyPin すごく細く、細かく、スルーホールにセットするのも大変でした。
細くて、細かくて、絶対量産したくない…… pic.twitter.com/pQll0xgWl5
— 74th (@74th) October 20, 2022
ESP32-C3 Writer にする
すでに、ESP32開発ボード用 ESP32-writer を作っていました。
これに3.3Vレギュレータを足し、ESP32-writer の 5V、GND、EN、BOOTを接続します。 この ESP32-writer の EN、BOOTは、USBシリアルのDTR、RTSから作られています。
前の DevKitS の記事で書いたとおり、C3ではさらに GPIO8 の操作も必要で、GPIO8 を 3.3V に繋ぎました。
これで esptool.py の chip_id コマンドが、EN、BOOTの操作なくても返ってくるようになりました。
さらに、IO8 を 3V3 につないで、ESP32-writer の EN、BOOTをEN、IO9に繋げば、https://t.co/aEeZeiqzju で書き込みするだけで、書き込めるようになった。 pic.twitter.com/7CD4IpPfAW
— 74th (@74th) October 20, 2022
ブレッドボードで検証ができたので、これをユニバーサル基板に移して、利用しようと思います。