はんだ実装の作業台としてガラスカッターマットを使う

最近ガラスカッターマットをはんだ実装時の作業台として使っています。

tl;dr

ガラスカッターマットが、以下の点ではんだ作業台として使えます。

  • PCBをマスキングテープで留めて、固定できる
  • 硬いため、部品もつまみやすい
  • 熱に強く、ヒートガンを安心して使える

ガラスカッターマットとは

大きさはA5サイズをひとまわり大きくしたサイズになっています。

PCBや部品の固定にマスキングテープが使える

今まで、シリコンマットを作業台に使っていました。 シリコンマットは熱に強いため、はんだ作業に適しています。 しかし、PCBに部品を実装するときに、PCBが固定されていないため、動いてしまって実装しづらいと言う問題を抱えていました。

ガラスカッターマットは、ガラスのため、シリコンマット同様に熱に強いです。 その上、硬い素材のため、マスキングテープでPCBを固定することができます。

例えばSMD部品の実装時の写真ですが、PCB自体をマスキングテープで留めることができます。

これでPCBが固定されるため、左手で部品、もしくははんだ線を、右手ではんだごてを持てば良く、空いた指でPCBを支えるような難しい動きをせずに済みます。

これ以外にはフレキシブルアームを使うことも知られていますが、マスキングテープはより貼り付けたり剥がしたりしやすく、フレキシブルアームよりも使いやすいのではと思っています。

部品がつまみやすい

今まで出した部品をつまむために、安価なステンレスの塗料皿を使っていました。 シリコンマットでは部品が沈み込んでしまうため、ステンレスの皿の上にだしてつまむようにしていました。

https://www.yodobashi.com/product/100000001004784704/

便利ですが、この皿も金属製なため、はんだごてで触れるとはんだがくっついてしまう、という問題がありました。

一方ガラスカッターマットでは、素材がガラスで硬いため、別途皿を用意する必要はなく、さっとつまめます。

ヒートガンが使える

もともとガラスカッターマットに目をつけた理由はヒートガンを使いたいからでした。 これについては、1つ前のブログ記事に書いています。

74th.hateblo.jp

まとめ

ガラスカッターマットははんだ実装ライフをより豊かにするように思います! おすすめです!