- 2025/03/02更新: 写真を追加しました
- 2025/03/23更新: 通販サイトを追加しました
出展した商品はBoothショップでも販売中です!
キーケットとは
キーケットとは自作キーボードを中心とした入力デバイスの即売会です。 個性溢れる数多くの自作キーボードキットが販売されます。
なお参加するにはチケットが必要です。上記公式サイトにチケット購入ページへのリンクがあります。
去年のキーケットでも私は出展し、3つの自作キーボードキットを販売しました。 参加者のキーボードを求める熱も強く、出展のしがいがありました。 去年の出展については記事にしています。
出展商品一覧
以下の2つのキーボードキットを出展します。
- SparrowS v3(新作): Sparrow62v2(+1) の後継作となる分割キーボードキット
- SparrowDial(旧作): M5Stack Dialをトラックパッドとして組み込むGH60互換ケース対応自作キーボードキット
SparrowS v3: 新作ガスケットマウント分割自作キーボードキット
SparrowS v3は、Sparrow62v2(+1)の新版となる、私の作成する分割キーボードキットです。Sparrow62シリーズとして名前を付けていましたが、v3からSparrowSとして改名しました。
SparrowSシリーズの特徴としては以下のところがあります。
- 高さを低くすることを目指す
- 右手のキーボード付近にマウス、トラックパッドを置いて、すぐに触れるようにに、右側のキー数を削減する
- 縦に揃ったキー配置(カラムスタッガード)ながら、標準的なキーキャップセットが使用可能
- 薄型Chocスイッチ v1/2と、Cherry MX互換スイッチに対応
- Lofree x Kailh Shadowシリーズ、Kailh Deep Sea Silent MINIシリーズが使用可能
これをv3では更に以下の要素を追加しました。
- 3Dプリンタケースへの変更よってガスケットマウントを実現。キータイプの衝撃がクッションで抑えられ、まろやかなキータイプを目指した。
- RP2040をPCBに直接実装し、マイコンボードを収めるためのスペースが不要で左右が小さくなった。
- 追加のI2Cデバイスを接続するためのQwiicポートを設置。
ガスケットマウントの都合、PCBの下とケースの間に空間を設ける必要があり、多少高さがあがりますが、可能な限り低く作るようにしました。底面にゴムシートを設置していましたが、3Dプリントケースの底面には高グリップのゴムシートを貼り付けることで、ゴム足分の高さをなるべく抑えています。
引き続きMX互換スイッチと薄型Kailh Chocスイッチに対応しています。ただし、対応ケースは異なっており、購入時選択していただきます。別のケースが必要になった場合も、Boothショップにて通販します。
内部の設計面では以下の変更があります。
利用パターン
スイッチはMX互換スイッチ、Kailh Chocスイッチが使えます。右手の左側にトラックパッドやマウスを置かない場合、4キーを追加することができます。おおよそ、以下の4パターンの利用ができます。
付属品・ビルドガイド
付属品は以下の通りです。
- 左右それぞれの
- PCB
- PCB トッププレート
- 3Dプリンタケース
- ガスケットマウントクッション
- ネジ
- Cherry MX互換スイッチ利用時向けトッププレート通信ケーブル(Qwiic互換ケーブル)
- トッププレートLED増設用部品(薄型Chocスイッチでは使用不可)
ビルドガイドは準備中です。マイコンの実装は不要ですが、ダイオード、スイッチソケットの実装と、ケースの組み立てが必要です。
価格・販売個数
- ベースキット: 12,000 円
- ケースは、Cherry MX互換用と、Choc用を選択制
- (オプション) キーボードと高さを合わせるためのApple Magic Trackpadスタンド: 1,000円
- (オプション) 右手4キー追加モジュール: 1,000円
当日は10個ほど販売します。ケースはCherry MX互換用と、Kailh Choc用から選択いただきます。
Apple Magic Trackpadを使用する方に向けたオプションがあります。トラックパッドを利用しない方向けに、右手の右側に4キーを追加するアダプタを準備中です(間に合わなかったらごめんなさい)。オプションは当日購入されなくても、後日Boothショップにて通信販売いたします。
Photos
SparrowDial : M5StackCore2、M5Dialをトラックパッドとして搭載可能なGH60互換ケース対応自作キーボードキット
M5StackCore2、M5Dialをトラックパッドとして使うための、GH60互換ケース対応キーボードキットです。M5StackCore2とM5DialをI2Cトラックパッドモジュールとして使うファームウェアを74thが開発しており、それを接続して利用します。こちらは、キーケット2024でも出展したものになります。
- M5StackCore2もしくはM5Dialをトラックパッドとして搭載し、操作感をチューニング済み。QMK Firmwareが使用可能。
- M5StackCore2/M5Dialを使うためのケーブルやアダプタはすべて付属。
- 左右分割ではないが、既存のキーボードより左右が離れているため、少し肩が開く。
- 格子配列に近いが、数字の6を左に寄せた際に少し下げるなど、無理のない指の可動域を実現。
- GH60互換ケース対応のため、安定性の高い既存のケースが使えます。(すべてのGH60互換ケースに対応することは確認できていません。プラスチックケースでもM5Dialを使う場合も、ケースへの加工が必要です(手順をまとめています)。)
- MX互換スイッチ専用。ホットスワップソケット対応。
操作デモは動画を確認ください。
M5Dialの場合
- スライド:ポインタ移動
- タップ:左クリック
- 2本指タップ:右クリック
- 2本指スライド:ホイール
- 左下タッチ:左クリック
- 左下タッチ+スライド:ドラッグ
- マウスボタン+スライド:ドラッグ
M5Stack Core2の場合
- スライド:ポインタ移動
- タップ:左クリック
- 2本指タップ:右クリック
- 2本指スライド:ホイール
- 左下タッチ:左クリック
- 左下タッチ+スライド:ドラッグ
- マウスボタン+スライド:ドラッグ
付属品、ビルドガイド
付属品は、PCB、トッププレート、HY2.0ケーブル(M5StackCore2、M5Dial接続用)、USB-HY2.0ケーブル(M5Dial接続用)、M5StackCore2底部PortA取り出しアダプタなどです。追加で、MX互換スイッチソケット、GH60互換ケース、MX互換スイッチ、対応キーキャップをご用意下さい。マイコン RP2040 は実装済みです(74thが実装しました)。なお、GH60互換プラスチックケースは多少の加工が必要です。
ビルドガイドはこちらです。
価格
- キット 8,000 円
- (オプション)GH60互換プラスチックケース 1,500 円
当日は5ほど販売します。
その他
この制作についてはブログ記事にしています。
こちらをM5Stack Creativity Contests 2024に応募したところ、商業アイディア賞をいただきました!
HHKB Lifeにて、「ぺかそ&びあっこが厳選!2024年最新クセ強自作キーボード」の記事にて紹介いただきました。
Photos
当日はありませんが、他にもキーボードキットをBoothショップにて販売中
私は他にも自作キーボードキットを販売しております。良ければ見てみてください。事前にリクエストいただければ、当日持参することも可能です。お気軽にお問い合わせください。
SparrowTV自作キーボードマクロパッドキット(¥4,000-)[74TH-G032] - 74th Books & Gadgets - BOOTH
当日について
当日は実際に操作できるデモを用意しています。イベント当日は数量限定の販売となりますが、イベント終了後もBoothショップにて通販を行う予定です。当日のご参加をお待ちしています。